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今月中頃、日本外務省の山中政務官(少し前までは、政務次官って言わなかった?)が日本政府高官としては初めてトビリシを公式訪問した。その際、情報収集の一環として在トビリシ邦人との歓談会が催され、私も出席した。場所は残念ながらチャイレスだった。(日本食レストランがトビリシにはあるのだが、在留邦人の間では、すこぶる評判が悪い。加えて、日本に滞在したことのあるグルジア人にも同様なのだが・・)
在留邦人が7人を越え、しかも増加傾向にあることから、私は政務官に在バクー日本大使館のトビリシ現地事務所の開設をお願いした。政務官は前向きな話をしてくれたが、政治的な、同時に財政的にクリアすべきことがあるので、そう簡単には行かない様だが・・・
バクー沖海底油田の開発に日本企業も参加しているため、00年日本外務省はバクーに大使館を開設した。アゼルバイジャンとアルメニアは紛争状態にあるために、バクー大使館は南コーカサス諸国のうち、アゼルバイジャンとグルジアのみを管轄する。アルメニアに関しては未だに在モスクワ大使館が兼轄している。
バクー-トビリシ-ジェイハン(BTC)パイプラインも稼動を始めた。一方、在バクー日本企業は撤退傾向にある。ここ数年、アゼルバイジャン在留邦人は減少傾向にある。
当初から、指摘しておいたのだが、なるほど、バクーは南コーカサスで最大の都市だが、歴史的、地政学的にはトビリシがこの地方の中心であることは明らかだ。
トビリシに日本大使館を開設していれば、南コーカサス3国を無理なく管轄できたのである。一度開いた大使館を関係悪化のため閉鎖するならまだしも、他国に移転して、お宅も兼轄しますよ、では、アゼル政府はおもしろくなかろう。現実的ではありませんね。まったく困ったもんだ。
一方、政務官にグルジア外務省は今年の12月ころまでに東京にグルジア大使館を開設する、と説明したという。
少し前から、そういう噂が外務省関係者から漏れ伝わってきてはいたのだが、本気にはしていなかった。というのは、前外務大臣サロメの時代には、財政窮乏のグルジア政府・外務省は在外公館の統合縮小政策を取っていたからだ。サロメはミヘイルに愛想をつかして辞めちゃいましたけどね。
グルジア人が東京に住める程度の給与をグルジア政府が出せるのだろうか。
お金に困った在東京グルジア大使館の職員たちが、お金をちらつかせる日本人に個人的に便宜を図るのが、今から見えるようで、手放しでは喜べないんですよ。
それはそうとして、ミヘイル・サアカシュヴィリは山中政務官との会談をドタキャンした。
ミヘイルは大統領候補だったときにもバクー日本大使館参事官との会談をドタキャンしたことがあり、本人の弁では、次回からは日本政府との話し合いは優先的にする、と言ったのだけれど・・・
キエフや米国で学生生活を送っても、身体の芯からグルジア人なんだね、彼は。言い逃れは得意なようで・・・
シェヴァルドナゼと同じで金をちらつかせる民間日本人にはヒョイヒョイ会うんだから・・・
http://www.geocities.jp/nam995yabuka/
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